馬医21話~韓国ドラマ あらすじ&感想~※ネタバレあり

スポンサードリンク

馬医 韓国ドラマ あらすじ&感想 リストはこちら←

21話あらすじ

「切ない想い」  

※以下、ネタばれがありますのでご注意下さいm(__)m

 

コ・ジュマンは恵民署で最も多い病気で死亡率も高い病気、腫気(しゅき)を専門に治療する閉鎖中の治腫庁(チジョンチョン)を再開する。貧しい民にも治療が出来るように鍼を使って治療するという。

100年ほど前、医師のイム・オングクが書いた「治腫指南」(チジョンチナム/ちしゅしなん)という医書があった。重い腫気を鍼で治す外科的手術が書かれていたのだが、その医書は火事で焼失してしまい、その治療方は途絶えてしまった。そこで治腫庁で鍼治療を研究しようという。

これまで金にならない鍼治療の研究がすすまず、貧しい民が治療を受けられなかったという背景がある。 

医生も医女も学べるという事でチニョンをはじめとるす数人の医女も学ぶことに。

 

 冬至の日に行われる灯篭祭で淑徽王女はクァンヒョンに告白する事を決意し、チニョンにクァンヒョンを連れ出してもらい偶然を装い合流。なんとか二人っきりになったものの、祭りに王妃と大妃がお忍びで来ていて告白は失敗に終わる。

 

クァンヒョンの身元を調べていたインジュはついにクァンヒョンが探していたトジュンの子供だと確認する。

 

イ・ミョンファンはついにチニョンとソンハの結婚を無理やり進めようとする。

 

感想 

腫気(チュンギ/종기):皮膚に出来る細菌感染症・できもの

治腫指南」(チジョンチナム/치종지남)は実際に1559年に安瑋によって刊行された医書でイム・オングク(임언국/任彦國)が書いたと推定されている。腫気治療に関する外科的医術の専門書だがその内容は多岐にわたっている。

任彦國(イム・オングク/임언국)は朝鮮王朝【中宗~明宗](1506~1567)年の間に活躍した医師で全羅道 井邑出身。医術は老僧から学んだという説や老婆から学んだと言う説もある。鍼術でお母さんの持病である腫脹を治療し、 多くの人々の治療もしたとされる。

 

 灯篭祭って本当に幻想的で素敵ですよねぇ。あの時代にあんなに華やかな祭りがあったら盛り上がるだろうなぁ。

おできがそんなに怖い病気というイメージは全くないですが、昔はがんに匹敵するような恐ろしい病気だったんですね。