聞慶セジェのバス停周辺は思った以上にお店が多くてビックリ。
なんとスタバもあります。
(スタバ=都会という田舎者の発想)
そしてセブンイレブンの横には何故かポットスチルらしきものが、何故こんな所にあるんだろう。謎すぎる。
(丁度マッサンブームの私、変な所に気がいっている。)
あまりの雪にセブンイレブンでまたもや傘を購入。
これからの長い道のりに備えとかないといけません。
スタバのある通りをまっすぐ進むと、ソンビ(儒学者)の像が見えてきました。ソンビさんも寒そうであります。
ここらへんからが聞慶セジェ道立公園と思われます。
◆白頭大幹の鳥嶺山を越えるこの嶺は昔から韓江と洛東江をつなぐ嶺南大路で最も高く険しい峠で社会・経済・文化などの交流地であり国防上の要衝地でした。
鳥嶺(セジェ)という地名は鳥も飛んで越えるのが難しい峠。すすきが茂った峠。新しく作った峠「新嶺」などの意味があるそうで、
壬辰倭乱の後に3つの関門(主屹関、鳥谷関、鳥嶺関[史跡第147号])を設置し、国防の要塞としたそうです。
案内板もありました。
案内板の横には非常に綺麗な公衆トイレもありました。
しかも暖かくってビックリ。
道立公園だけあってよく整備されてますね。
日本語を分かる範囲で追記してみました。違っていたらすみません。
この地図によると、第一関門から第二関門までが3キロ50分。
第二関門から第三関門までが、3.5キロ70分といった感じでしょうか。
流石に第三関門まで行ってると時間が厳しいので、第二関門までを目指します。
しばらく歩くとすぐに見えてきたのが、第一関門(主屹関)であります。
◆1708年に築造され、朝鮮王宮占領事件の時に日本軍が燃やした門楼を後に再建。3つの関門の中で一番昔ながらの姿を残しているそうです。
石碑には、聞慶セジェ科挙道(문경새재 과거 길)とあります。
朝鮮王朝時代、南部に住んでいる科挙試験(官吏登用試験)を受ける人達がこの道を通り漢城(ソウル)に行ったそうです。
「聞慶」という地名は科挙試験に合格した者たちの慶びの知らせを聞くという意味があるようです。
この第一関門では「善徳女王」の最終回が撮影されたらしい。
「善徳女王」は途中で落ちてしまい、最終回を見ていないが、
丁度再放送してるので、見て確認しなくては。
その他にも、「大王世宗」「朝鮮ガンマン」他数々の歴史ドラマに出てきたようです。
「王女の男」5話で地方に行っていたユンスが兄の手紙を読んで急いで漢陽に戻ってくるシーンで登場したんですね。
門の天井には絵が描かれてます。
雪でレンズが濡れる。
裏側からみると「嶺南第一関」と書かれています。
こちら側もドラマで使われていますね。